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意外と知らない、違いシリーズ⑥

皆さん、こんにちは!

突然ですが、スーパーやコンビニの食品コーナーで「ノンオイル」とか「油分ゼロ」っていう表示、よく見かけませんか?

健康や美容を意識している人にとって、この手のワードはすごく気になるもの。でも、「あれ?ノンオイルと油分ゼロって、同じじゃないの?」って、ふと疑問に思ったこと、ありませんか?

実はこれ、似ているようでちょっと違うんです。今回は、知っているようで知らない「ノンオイル」と「油分ゼロ」の違いについて、分かりやすく解説していきたいと思います!

似てるけど違う!ノンオイルと油分ゼロの正体とは?

まず結論から言うと、「油分ゼロ」は文字通り、油がまったく入っていない状態を指します。一方、「ノンオイル」は、油分が一定の基準より少ない状態を指す言葉なんです。

え、ノンオイルなのに油が入ってるの?って驚いた方もいるかもしれませんね。

食品表示の世界には、色々なルールがあります。このルールは、消費者が誤解しないように、そして企業が公正な競争をするために、とても重要なもの。そして「ノンオイル」も、実はこのルールに沿って使われている言葉なんです。

「ノンオイル」って具体的にどれくらい?

ノンオイルの基準は、一般的に「100gあたり0.5g未満」とされています。

この基準は、農林水産省が定める「食品表示基準」や、業界の自主ルールに基づいて決められています。

例えば、ドレッシングやマヨネーズタイプ調味料など、油分が主成分となる製品では、この基準をクリアすると「ノンオイル」と表示できるんですね。

つまり、「ノンオイル」と書かれていても、ごくわずかながら油分が含まれている可能性がある、ということです。

「油分ゼロ」は完全に油分ゼロ!

これに対して、「油分ゼロ」は、本当に油分がゼロです。

これは「油分不使用」や「オイル不使用」といった言葉と同じ意味で使われます。調味料の原材料を見て、「油」とつくものが一切入っていない場合、これはもう完全に油分ゼロです。

例えば、原材料に「植物油脂」や「菜種油」といった記載がないドレッシングやタレなどは、このカテゴリーに入ります。

なぜ、こんなにややこしいの?

「ノンオイル」という表示が許されているのは、製造過程や原材料に由来するごく微量の油分を考慮しているためです。

例えば、食品の風味を整えるための香料や添加物にごく微量の油分が含まれていたり、製造ラインで別の油を使った製品を生産した後に微量が混入したり…。

完全に油分をゼロにするというのは、非常にコストがかかるか、あるいは現実的に難しい場合もあります。そのため、消費者の誤解を招かない範囲で、一定の基準を設けているのです。

賢く選ぶためのポイント

では、私たちが食品を選ぶときに、この違いをどう活かせばいいのでしょうか?

1. 厳密な油分管理をしたいなら「油分ゼロ」を選ぶ

健康上の理由で厳密に油分を制限する必要がある場合や、ストイックにダイエットに取り組んでいる方は、「油分ゼロ」と書かれた商品を選ぶのが最も安心です。原材料表示も合わせて確認すると、より確実ですよ。

2. 少しの油分は気にしないなら「ノンオイル」もOK

普段の食生活で、ちょっとした油分なら気にしない、風味を優先したいという場合は、「ノンオイル」の商品でも十分です。ドレッシングなどはノンオイルでも風味豊かなものがたくさん出ていますから、色々試してみるのも楽しいですね。

まとめ

「ノンオイル」と「油分ゼロ」は、似て非なるもの。

「油分ゼロ」は完全に油分なし。 「ノンオイル」はごく微量の油分が含まれている可能性がある。

この違いを覚えておけば、スーパーでの商品選びがもっと楽しく、そして賢くできるようになります。

何気なく手に取っていた商品も、表示をじっくり見てみると、新しい発見があるかもしれません。今日からぜひ、チェックしてみてくださいね!

それでは、また次のブログでお会いしましょう!

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