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意外と知らない、違い?シリーズ⑨

意外と知らない「塩と砂糖」の違い!料理の裏技から意外な活用法まで

こんにちは!いつもブログを見てくれてありがとうございます。今日のテーマは、料理に欠かせないあの白い粒々、「塩と砂糖」です。

「え、全然違うものじゃん!」って思いますよね?もちろんその通り。味も使い方も真逆。でも、実は意外な共通点があったり、逆に、知ってるようで知らなかった驚きの違いがあるんです。今回は、そんな「塩と砂糖」の奥深い世界を深掘りしてみましょう。


塩は「引き算」、砂糖は「足し算」

料理の基本でよく言われるのが、「塩は味を引き締め、砂糖は味をまろやかにする」という役割です。

例えば、スイカに少量の塩をかけると甘みがグッと引き立ちますよね。これは、塩のしょっぱさが甘みを際立たせる効果があるから。塩は、他の味を際立たせる「引き算」の役割を担っています。

一方、煮物などでは、砂糖を入れることで全体がやさしい甘さになり、素材の角がとれたまろやかな味わいになります。こちらは「足し算」の役割。酸っぱいものに砂糖を加えて酸味を和らげるのも、この効果ですね。


知ってた?保存効果も違う!

どちらも保存性を高める効果がありますが、そのメカニズムは全く異なります。

塩の保存効果は、細菌の細胞内から水分を外に引き出す「浸透圧」を利用したものです。水分が失われた細菌は繁殖できなくなり、食品の腐敗を防ぐことができます。梅干しや塩漬けはこの原理を利用しています。

対する砂糖の保存効果は、食品中の自由な水分を「抱き込む」ことで、細菌が利用できる水分を減らすという仕組みです。これも同じく、細菌の繁殖を抑える効果があります。ジャムやシロップ漬けが長持ちするのはこのためです。


意外な活用法!

もちろん、料理以外でも大活躍するのがこの2つ。

は、歯ブラシにつけて歯を磨くと、歯茎の引き締めに良いと言われています(ただし、やりすぎは歯のエナメル質を傷つける可能性があるので注意!)。また、花瓶の水にほんの少し入れると、水の腐敗を防ぎ、花が長持ちします。

一方、砂糖は、手が汚れたときに、石鹸代わりに使うと汚れが落ちやすくなります。これは、砂糖の粘着性と吸水性を利用したもの。また、コーヒーをこぼした布に砂糖を振りかけて少し置いておくと、シミが浮き上がって落としやすくなるという裏技も。これは、砂糖がコーヒーの色素を吸い取ってくれるためです。


まとめ

一見、全く違うように見える塩と砂糖。でも、どちらも私たちの生活に欠かせない存在ですよね。

料理の味を左右する役割から、食品を長持ちさせる仕組み、そして意外な生活の知恵まで、知れば知るほど奥が深いなと感じます。次に料理をするときは、「今、塩が引き算をしてくれているな」「砂糖のおかげでまろやかになったな」なんて考えながら作ってみるのも楽しいかもしれませんね。

それでは、また来週~!

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